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2016.06.17

【CLT実験棟】 構造見学会開催しました


 
埼玉県に建設中の「CLT実験棟」を上棟いたしました。
 
CLTとはCross Laminated Timber(クロス・ラミネーテッド・ティンバー)の略で、
板状に製材・乾燥した板(ひき板)繊維方向が直交するように重ねて接着した大判パネルです。
ヨーロッパ中心に各国でも様々な建築物に利用されており新しい木質構造用材料として近年非常に注目を集めています。
 
 
CLTは寸法安定性の高さと厚みにより、非常に堅牢な構造とすることができます。通常の木造軸組工法では不可能な大きな張り出し(オーバーハング)を実現できる点が大きな特徴です。
デザイン性だけでなく、都心部などの狭小地では張り出しの下を駐車場するなどの有効活用も
可能です。
 
 
この「CLT実験棟」では今後、防水性や遮音性などの実験検証を進めながら、効率的な施工方法の確立やデータ蓄積など商品化に向け様々な可能性を探っていきます。

 
  

 
2016年6月10日(金)には構造見学会を開催。上棟時の映像と共にCLTの特徴や建物の
コンセプトをご説明させていただきました。
多くのマスコミの方にご参加いただき関心の高さを感じる見学会となりました。
 
 
ますます注目を浴びるCLTの今後にご期待ください。
 
 
 

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