耐久性

防 蟻

シロアリから住まいを守る。

基礎にウレタン樹脂に防蟻材を含ませた断熱材を使用し、土台・大引には防蟻材を加圧注入しています。また柱、間柱、筋かい等のうち地面から近い部分は表面に防蟻材を塗布し、住宅の外周基礎面より20cmの範囲には土壌処理を行いシロアリの侵入を防ぎます。

アクアフォームNEO+TP施工写真

基礎には防蟻断熱材
「アクアフォームNEO+TP」

基礎には直接吹き付けて発泡させる防湿性の高い現場発泡断熱材「アクアフォームNEO+TP」 を施工。シロアリはもともと餌として発泡断熱材(ウレタン)を好みませんが、さらに「アクアフォームNEO+TP」はホウ酸塩を含む2種類の防虫剤を使用することにより、シロアリに高い防虫効果(殺虫と忌避)を発揮します。

防蟻・防湿シート

防蟻・防湿シート

シロアリと湿気を基礎下で防ぐ。
土壌を汚さない忌避性を基本とした防蟻工法。

虫返し

虫返し

基礎の上に忌避性のある防蟻シートを貼ります。
基礎外側のシロアリ、害虫をシャットアウト

土台・大引には最も効果の高い加圧注入処理

加圧注入とは、木材を注薬管と呼ばれる釜に入れ、高い圧力をかけながら、薬剤を木材内部に深く浸透させる方法で、保存処理方法の中では最も効果が高いとされています。深部まで浸透するため、腐りやすい辺材部分(木材の外側の白っぽい部分)全体を保護します。施工後に塗布する方法では、表面から2~3ミリまでしか浸透せず、割れ口からの腐朽に弱いのに対し、加圧注入したものでは、表面から数センチまで浸透しているので、長期間の耐久性が期待できます。

人と環境にやさしい防蟻処理

防蟻・防湿シート

シックハウス症候群の一因とされる揮発性有機化合物(VOC)に該当する成分は使用しておりません 。

加圧注入処理

虫返し

タンク内を真空状態にし、木材中の空気を抜いた後に、木材保存剤を注入。圧力を高め、木材内部まで浸透させます。

外壁通気工法

壁内結露を防ぐ。

壁内部は外壁側から通気層、透湿・防水・遮熱シート、EX ハイパーボード、発泡ウレタン断熱材の順に配置し、湿気と熱気を効率よく排出します。通気層では自然の原理で暖められた空気が上昇し、軒裏から屋根の棟換気口まで流れて湿気と熱気を排出します。

※商品・地域により種類・厚みが異なります

「青空リビング」も安心

「青空リビング」も安心

屋上部分を有効利用した「青空リビング」の下部も一般の屋根裏と同様に太陽熱の影響を受け、熱気と湿気がこもりやすい場所です。湿気・熱気は通気層から手摺壁に設けた開口部より外壁の内側の通気層へ排出し、手摺壁上部の開口より外部に排出されます。

結露計算を実施

結露計算を実施

壁に使用している耐力面材や断熱材の表面及び境界面に於いて、温度や飽和水蒸気量などを計算し壁体内で結露が発生しないことを確認しています。

防 水

耐候性・耐久性に優れ雨漏りを防ぐ。

シート防水(屋上)

シート防水(屋上)

ポリ塩化ビニルを主成分としたシートと専用接着剤を用いて木製下地に貼りつける防水工法です。シートのジョイント部分は熱風溶接機により溶融一体化し、水密性を保持した信頼性の高い防水層を形成します。

FRP防水(バルコニー)

虫返し

液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。継ぎ目のないシームレスな層となり、優れた防水性能を発揮します。

ヘッダー工法

給水・給湯を一元管理。

ヘッダーと呼ばれる装置から給水及び給湯パイプを分配し、各水栓器具へ配管します。パイプを共有しないため、水圧を一定に保つことができ水を同時に使用しても安定した水量を確保できます。また、接続箇所がヘッダー部と水栓部だけになり漏水の危険も少なく、メンテナンスや維持管理の上でも高い信頼性がある工法です。

全棟品質検査実施

自社及び第三者機関の2重の検査で
安心の住まいを実現

品質検査項目137項目以上(基礎・構造躯体・防水・防火等)専用のチェックリストを作成し、徹底した検査を実施しています。※建物、地域によります。

基礎検査

<一部抜粋>底盤の厚さ、鉄筋径/立上りの厚さ、高さ、鉄筋径/鉄筋継手の定着長さ/鉄筋のかぶり厚さ/補強鉄筋の長さ、定着長さ/アンカーボルトの位置、高さ

構造躯体検査

<一部抜粋>構造耐力壁の位置/筋かい、耐力面材の取付(金物取付)状況/通し柱、柱と横架材の接合(金物取付)状況/ホールダウン金物の位置/柱の建て入れ状態

防水検査

<一部抜粋>防水シートの重ね幅/開口部廻りの防水 /外壁貫通部の防水/バルコニー手摺と外壁取合い /サッシ下端の防水措置

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