高気密・高断熱
家中つつみ込む 断熱・遮熱
「Z空調」を最大限に活かす
高気密・高断熱の住まい
現場発泡断熱材で家全体を包み込み高気密・高断熱を実現。Z空調の省エネ性能を最大限に引き出します。


家全体をスッポリと覆う
現場発泡断熱材「アクアフォーム」
「気密性」「断熱性」「吸音性」を高いレベルで実現。
水の力で発泡する環境にやさしい断熱材「アクアフォーム」は、住宅の隅から隅まで家全体をスッポリと覆ってしまう現場で吹き付け発泡する断熱材です。自己接着力によって柱や梁に密着して気密性を大幅にアップさせます。 暑さ、寒さを遮断し家中どの部屋でも同じような室温に保てる温度のバリアフリーを実現。そのため省エネルギー効果が高く、建物の冷暖房費に要する光熱費も大幅に削減できます。さらに湿気を防ぎ、結露を抑制するので建物の耐久性、衛生面からも家族を守り続けます。
アルミの遮熱効果で温度差歴然
アルミには太陽の赤外線や紫外線などを反射する効果があります。この特性を活かし、直接太陽の光と熱を受ける屋根面と外壁面に採用。「アクアフォーム」とともに施工することで更に遮熱・断熱効果を高めます。
遮熱タイプ通気スペーサー
「アクエアーシルバー」

透湿・防水・遮熱シート
「アクアシルバーウォールライト」

屋根断熱と遮熱効果

屋根は直射日光が当たり熱の影響を大きく受ける場所です。
夏、「天井断熱」では小屋裏部分まで熱が入り込み高温状態となります。
それに対し、桧家住宅で採用している「屋根断熱」は直接屋根を断熱することで室内の温度環境を快適に保つことができます。
さらに屋根面に設置した遮熱材により赤外線を約70~80%反射。この2つの効果で夏でも快適に過ごすことのできる小屋裏空間も実現できるのです。
基礎断熱と床断熱の違い

床下に断熱材を敷き詰める『床断熱』は、風通しを良くするために床下に換気口があり、また断熱材が重さで下がってしまい、床と断熱材の間に隙間ができてしまう場合があります。冬は冷たい空気が入り込んだり、夏は湿った空気が流れ込み結露の原因となります。一方、『基礎断熱』は外気の影響を受けにくく基礎と床の空間を「蓄熱層」として有効活用でき、室内の温度と近いため冷暖房の節約にもつながります。
業界トップクラスの気密性能
「Z空調」の省エネ性を叶えるために
全棟気密測定を実施しています。

家の中の暖かい空気や冷やした空気を逃がさない。快適性や光熱費の抑制効果を高めるだけでなく、
結露対策にも!
※工事請負契約書に気密測定の実施が記載された物件に限ります。
実測平均 C値=0.4の高気密を
可能にするポイント
隙間を作らない現場発泡ウレタン
「アクアフォーム」
現場発泡ウレタンは、現場で吹き付け発泡することにより柱や梁、配管周りなど隅々まで隙間なくしっかり密着します。施工が早く、複雑な形状の箇所でも簡単に充填することが可能です。
また、従来の繊維系断熱材のように断熱材同士の接合部分や、壁・柱に隙間が生じるリスクが少なく施工ミスによる気密性の低下を防ぎます。

気密性の高い基礎断熱
基礎断熱は、基礎の外周部の立ち上がり部分を断熱材で覆います。気密処理の必要な取り合い部が土台と基礎の間に限られるため、気密性を高めやすく、施工品質も安定しています。
一方、床面に断熱材を敷き込む床下断熱の場合、根太との隙間や配管の床貫通部など気密処理が必要な取り合い部が多く、気密性を確保することが難しくなります。
快適な室内環境に必要不可欠!
「気密」の重要性
「Z空調」の省エネ性と計画的な換気で24時間クリーンで快適な室内環境を実現するためには、高い気密性をもった家が必要不可欠です。一般的にC値が1.0以下でないと計画的な換気は出来ないと言われている中、桧家住宅では業界トップクラスの実測平均値0.4。グループで採用している現場吹付断熱材「アクアファーム」が柱間や隙間に吹付けられ密着し高い気密性能を実現しています。
断熱材の施工直後に測定を実施

一般的な「気密測定」は、室内の壁にパネルやクロスが貼られ住宅の内装が仕上がった段階で行われますが、桧家住宅の気密測定は、現場吹付断熱材「アクアファーム」を施工した直後に実施します。
基準値に達しない場合は断熱材を吹き増すなどの対応をしたのちに再測定します。
「気密性能試験結果報告書」として住宅の引き渡し時に発行します。
地域別断熱仕様 一覧
地域区分にあわせた断熱工法を採用し
高い断熱性能を実現しています。
令和2年「住宅の省エネルギー基準」における地域区分
地域の気候・特徴に合わせ一次エネルギー消費量や
断熱性などが北から1~8までの区分に分けられ
基準が設けられています。

※実際の地域区分は市町村別に定められています。詳しくは国土交通省のホームページで確認ください。
断熱性能を示す
UA値とは?
[外皮平均熱貫流率]
壁や床、天井などの部位ごとの断熱性能を表します。建物の中と外の気温差を1°Cとしたとき部位ごとに1㎡あたり1時間に逃げていく熱エネルギーを示します。値が小さいほど断熱性能が高いといえます。
地域・商品に合わせ断熱工法を最適化
高い断熱性能を実現
壁断熱の仕様
3・4地域及びエリート・ワン※の5~7地域
※スマート・ワンの5~7地域はアクアフォームLITEになります。

壁には密度約3倍の
「アクアフォームNEO」を充填
アクアフォームNEOは独立気泡で、その密度はアクアフォームの約3倍。一つひとつ独立した無数の小さな気泡が集合し熱伝導や透湿を抑え、しっかり断熱。吹付け施工で構造材に隅から隅まで密着して気密性を高め、トップクラスの性能を実現します。
2地域(北海道・本州)

断熱材「ネオマフォーム」の
外張り工法でダブル断熱
ネオマフォームは熱伝導率も低く、とても薄い厚さで高い断熱性を発揮するので、厚さが制限される外張り断熱工法に最適な断熱材です。経年劣化を抑える高ガスバリア性と高い独立気泡率で、断熱性能を長 期間維 持します。素材はフェノール樹脂で熱に強く燃えにくい特性があります。
基礎断熱の仕様
3~7地域
現場発泡断熱材
「アクアフォーム NEO+TP」

基礎断熱は、基礎の外周部の立ち上がり部分を現場発泡断熱材で覆います。「アクアフォームNEO+TP」はホウ酸塩を含む2 種類の防虫剤を使用することにより、少ない薬剤で高い防虫効果(殺虫と忌避)を発揮します。
2地域(北海道・本州)
寒さの厳しい2地域は防蟻基礎断熱材
「TSキソフォーム」でさらに断熱性を高めています。

軽量・コンパクトで省スペース、施工もスピーディーで現場のゴミも発生しない発泡スチロール断熱(EPS)型枠で施工します。EPS断熱材は南極で40年間にわたって使用され、ほとんど劣化しないことが証明されている長期安定の断熱性の誇ります。カビや腐食にも強く、長く住み続けても安心できる断熱材です。断熱材には防蟻性があり、シロアリ対策も万全です。
断熱樹脂サッシ
開口部の断熱性・気密性に優れ、
結露も抑える省エネサッシ。
熱の伝わりにくい樹脂素材を使用することで、
室内の暖かさを逃がさず、
室外の冷たい空気を室内に伝えにくくします。
3~7地域
断熱樹脂サッシ・Low-Eペアガラス

室内外ともに樹脂素材にすることにより窓表面と室温の温度差を緩和。室外側ガラスにLow-E金属膜をコーティングし夏は室内に入る太陽の熱線を50%以上カット。冬は室内の熱を外へ逃がさない、効率的な冷暖房を叶えます。
2地域(北海道・本州)
断熱樹脂サッシ・ダブルLow-Eトリプルガラス

寒さの厳しい寒冷地では、トリプルガラスの断熱樹脂サッシを採用。
3枚のガラスと2層の中空層(アルゴンガス入)で熱の流出入を防ぎ、断熱性をさらに高めます。
日射遮蔽
日差しを考慮した家づくり
日本の夏は暑く平均気温が年々上昇しています。そのような夏を快適に過ごすためには室内に入る熱の70%以上あるといわれている窓からの日射を遮り、室温上昇を防ぐことが重要です。ヒノキヤグループではこの日射に対する設計基準を設けるため1日の室温変化をシミュレーションし、その結果を基に方位に合わせた窓サイズや遮蔽方法を定めています。大きな窓には外部のブラインドやシャッターなど建物の外側で日射を遮蔽、小さな窓は遮熱ブラインドやロールスクリーンなど室内側で遮蔽しより快適な室内環境を実現しています。
※遮蔽措置が必要なエリアに限ります。


日射遮蔽の主な方法
間取りに合わせ最適な遮蔽方法を選択
屋外屋内を合わせて様々なものを使って日射遮蔽をします
手動シャッター

電動ブラインドシャッター

電動ブラインド

アウターシェード

庇(ひさし)

遮熱ブラインド

遮熱カーテン

遮熱ロールスクリーン
